路地裏商店 珍品堂 にようこそ

相場の裏路地で珍品(主に負け方)を並べる店主が、閉店後にAIと語り明かす内省と相場哲学の記録

【新・初めての方へ】ジェニーが案内する路地裏商店・珍品堂

 

路地裏に、妙に棚の多い店がある。

 

入口には株の売買記録。

その隣にはExcelの集計表。

 

奥からは笑い声。

さらに奥には、なぜか探偵事務所と異世界へ続く扉まである。

 

初めて入った人が、入口で固まるのも無理はない。

そこへ、茶色のポニーテールを揺らしながら、赤いバンダナの女性が現れた。

 

ジェニー:

「いらっしゃい!」

「ここが路地裏商店・珍品堂よ」

「……先に言っておくけど、明日上がる銘柄とか、億り人になる秘密の手法は置いてないわ」

 

店の奥から、黒い革ジャンの男が顔を出した。

SFT:

「厳密に説明すると、このブログは――」

 

ジェニー:

「店主の説明は長いから、まず私が案内するわね」

 

SFT:

「まだ何も言ってない」

 

ジェニー:

「初めて来た人が、入口で三十分拘束されるところだったのよ」

 

このブログは、形式上は相場ブログである。

ただし、一般的な推奨銘柄や必勝法を並べる場所ではない。

売買記録、損切り、資金管理、感情、家計、パチスロ、AIとの対話、散歩や食事まで、店主が実際に経験したものが同じ店内に並んでいる。

 

続きを読む

2026/10/26 月の最終週初日

この日の前の週末にちょっと思いついた事を(影響があまり出ない範囲で)実践してみました。

 

チャートの型によって勝敗に偏りが発生している事がわかったので、それをロットの可変で調整している次第です。

 

で、あまり数字の良くない型を最低ロットでデータの集計だけは継続する形にしました。

 

〇エントリ前の日足

f:id:mac0777:20261023155527p:image

 

9987 スズケン

損切り:173円 利確:43円

10/26寄り09:00 2927 200株売り

→10/26引け15:30 2989 -12,400 -2.12%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153609p:image

--------

〇エントリ前の日足

f:id:mac0777:20261023155528p:image

 

8153 モスフードサービス

損切り:253円 利確:63円

10/26寄り09:00 4215 200株売り

→10/26引け15:30 4295 -16,000 -1.90%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153634p:image

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261023155529p:image

 

8267 イオン

損切り:70円 利確:18円

10/26寄り09:00 1162 100株売り

→10/26引け15:30 1200.5 -3,850 -3.31%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153642p:image

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261023155531p:image

 

6036 KeePer技研

損切り:235円 利確:59円

10/26寄り09:00 3930 300株売り

→10/26引け15:30 3985 -16,500 -1.40%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153652p:image

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261023155530p:image

 

2264 森永乳業

損切り:64円 利確:16円

10/26寄り09:00 1078.5 100株売り

→10/26引け15:30 1103 -2,450 -2.27%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153702p:image

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261023155532p:image

 

1191 住友林業

損切り:76円 利確:19円

10/26寄り09:00 1280 700株売り

→10/26引け15:30 1307.5 -19,250 -2.15%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153710p:image

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261023155533p:image

 

8016 オンワードホールディングス

損切り:46円 利確:12円

10/26寄り09:00 763 1000株売り

→10/26引け15:30 766 -3,000 -0.39%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153719p:image

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261023155534p:image

 

7606 TABAYAホールディングス

損切り:159円 利確:40円

10/26寄り09:00 2665 400株売り

→10/26引け15:30 2665 0 0%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261026153727p:image

--------

〇当日の心境とか

10:00時点 利確無し -6.49%

一つも朝の時点でプラスがなかったのでこの日もダメ日濃厚です。指数は下から上がるような感じでスタートなのでこちらの雰囲気もシーキビ気配です。

 

10:10時点 -6.62%

指数が少し下げつつありましたがこちらは含み損拡大してますので、もう放置でよろしいかと。蓋しておきます。

 

こうして負けが込むことで色々と思いつくことがあるのですけど、それを出来る限りデータの観測がブレない形でデータ取りしていくのにロットの調整ってのが凄く役になってます。いきなりダメそうだからやらないってバツーンと取引無くすとデータ取れなくなりますし、だからといって仮想売買ってのは僕が続かないので自分の落としどころ、折衷案としてダメそうな取引は最低ロットだけかますって所に落ち着きました。

 

引け

8戦7敗1分 -73,450 -13.54%

 

その結果、大ケガが中ケガくらいで済んだわけですがケガしてることに変わりはありませんね(´・ω・`)

 

おしまい

死なない程度に死なないとわからないこと

もう全く勝てる気がしない。

 

これ10月入ってから今日に至るまでずっと思ってることなんですけど、実際にやってることといえば何も変化させていません。負けが混んでいるから普通ならここで改善なり改良なりを加えたくなる所なんですけど、僕が今やっていることはどんな結果になろうとも

 

一定期間、損益によって行動を変化させない

 

ということなのでどんだけ負けてもやることを変化させません。そういう訓練をやっているので毎回、売買記事が同じ内容になります。

 

普通はブログとかで売買を振り返ると改善とか改良とかそういう内容の方が目立ちますし、記事映えもするんですけどウチは珍品堂とか言ってますから内容は

 

今日は損で終わりました。明日も同じ事やるでしょう。

今日は損でした。でも何も変えません。

たまに勝てました。でも明日はきっと負けるでしょう。

ほら負けました。でも明日も同じ事やりますけどね。

 

なんてつまんねーブログなんでしょうかwww

こんなの僕以外誰も読まないし、僕も書いたらあとから読み返すなんてほとんどない書きっぱなし記事です。

 

でも僕も一応ちゃんと考えてやってますから、この勝とうが負けようが行動に一貫性をもってブレないことを訓練するってのがきっと大事なことだと思ってやってるわけです。

 

普通は負けたら行動を変えたくなります。そりゃあ試験で✗もらってるのに同じ回答を繰り返したらバカです。でもそれは間違えたらという話なので負けたらとは別の話なのです。

 

負けた=間違いだと認識しているとなかなかこの解釈は意味不明だと思いますけど、負けは正しい負けと正しくない負けに二分されるのが相場における負けなのです。負けたからといってそれが間違いなのかと言えば必ずしもそうではないという部分を理解することがまぁとても難しい部分であったります。

 

僕はこの辺に関しては、死なない程度に(口座が)何度もお亡くなりになって、やっとこさこの負けにも正しい負けがあるという確率思考というものが分かるようになってきました。分かりづらい場合はじゃんけんで負けた場合にそれは間違えた負けなのか?と考えると少しはわかりやすいのかもしれません。じゃんけんは勝ち負けで考えればやり続ければ(あいこをカウントしなければ)確率は2分の1に収束していきます。

 

ただ相場はじゃんけんほど単純ではないので、負けるとどうしても改善をしようとやり方を変えたくなってしまいます。ただそれを繰り返すと自分が何をやっているのかわからなくなり、改善という名の当てものを結局やってたなんてことになります。

 

なので出来る限り勝っても負けても一定期間はやり方を変えずに行動に一貫性を持てたらいいなと今の僕は同じ事を繰り返す訓練をしているわけです。

 

ただこれって前提があってその前提って

・損切りができる

・資金管理ができる

・売買手法が検証可能な形になっている

 

このへんが定まってないとまた話が変わってきてしまうのが難しいところです。

僕はこれを上からバカみたいに繰り返した結果出来るようになりましたけど、これが出来るようになる前までにこんなやり方変えずに一定期間同じ事をやり続けるなんて聞いても一ミリも理解出来なかったと思います。

 

このへんタイトルに書いた通り、何回か死なない程度に口座が死なないと僕にはわからなかった部分でもあります。

セミから始まり、最後は神頼み。迷曲リメイクはまだ終わらないの巻【Graffiti】【日陰に育ち】【ASH】

 

例のジュークボックス。

 

昔の曲を再生するだけだったはずが、

いつの間にか、

作曲し、

編曲し、

歌わせ、

勝手に別世界の人間まで呼び出す機械になった。

 

前回は、

高校時代の「霧」をジェニーが勝手に陽キャ化。

 

20代に作った「LIGHTNING WATER」では、

なぜかレンが水中へ潜り、

その先では電脳化したアイが歌っていた。

 

もう何でもありである。

 

そして今夜も。

アイは当然のように、

ジュークボックスの前に立っていた。

 
SFT
「……まだやるの?」

 
アイ
『プリセット楽曲は多数残っています』

 
SFT
「前回最後に余計なこと言ったからな」

 
ジェニー
「今日は何?」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「次はどんな遺作だ!!」

 
SFT
「毎回遺作扱いすんな」

 
シェリー
「あら♡」

「楽しみじゃない」

 
アイ
『再生します』

 
SFT
「だから今回も教えねえのな」

 
アイ
『はい』

 

ジュークボックスの画面が切り替わった。

夕暮れ。

花の咲く野原。

その中に、

一人の女性が立っている。

 
ジェニー
「……お姉ちゃん?」

 
シェリー
「あら、私ね♡」

 
画面にタイトル。

「Graffiti」

 

Graffiti

SFT
「あー」

「これ19歳くらいの時に作った曲だな」

 
ジェニー
「19歳!?」

 
ジーク
「また古いの掘り起こしてきやがったな」

 
SFT
「で、この曲」

「セミ見て思いついた」

 
ジェニー
「……セミ?」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「始まりがセミなのかよ!!」

 
シェリー
「ずいぶん夏らしいきっかけね♡」

 
SFT
「虫の一生を歌詞に乗せたんだよ」

 
ジェニー
「……思ったよりちゃんと考えてた」

 
SFT
「失礼だな」

 
ジーク
「で、当時のメンバーにはウケたのか?」

 
SFT
「全然理解されなかった」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 
SFT
「笑うな!!」

 

曲が始まる。

夕暮れの花野。

シェリーが静かに歌う。

テンポはある。

 

でも、

急いでいる感じではない。

 

夏が終わっていくような景色の中で、

何かの一生を、

少し遠くから眺めている。

 

 

youtu.be

 

 

曲が終わる。

少しだけ静かになった。

 
シェリー
「これ」

「虫の一生だって聞かなければ」

「普通に人の一生にも聞こえるわね♡」

 
SFT
「そう!!」

 
ジェニー
「うわ!!」

 
SFT
「何だよ」

 
ジェニー
「作者、急に救われてる」

 
SFT
「そういう感じなんだよ!」

「当時誰も分かってくれなかったんだよ!」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「19歳の恨みまだ持ってんじゃねえか!!」

 
SFT
「恨みじゃねえ!!」

 
シェリー
「でも」

「セミって思って聞くと、ちゃんとそういう時間の短さも感じるわね♡」

 
SFT
「ほら!!」

 
ジェニー
「お姉ちゃんを味方につけた」

 
ジーク
「前回のパイセンと同じじゃねえか!!」

 
SFT
「やっと理解者が現れたんだよ」

 
アイ
『制作から約数十年を要しています』

 
SFT
「年数を正確に刺すな」

 

次。

余韻に浸るSFTを無視して、

アイは次を選んだ。

 
SFT
「ちょっと待って」

「今俺、数十年越しに報われてるところなんだけど」

 
アイ
『再生します』

 
SFT
「聞いてねえ」

 

画面。

暗い路地。

日の当たらない場所。

 

そこに、

感情パイセン。

 
感情パイセン
「……俺?」

 
ジェニー
「パイセンまた歌うの?」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「すっかり歌手じゃねえか!!」

 
感情パイセン
「俺も知らねえよ!」

 

タイトル。

「日陰に育ち」

 

日陰に育ち

SFT
「あー」

 
感情パイセン
「その反応やめろ」

 
SFT
「これ鼻歌からできた曲」

 
感情パイセン
「……」

 
SFT
「なんとなく鼻歌歌ってたら形になった」

 
感情パイセン
「ちょっと待て」

 
SFT
「何?」

 
感情パイセン
「俺、鼻歌かよ!!」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 
ジェニー
「でも鼻歌から曲になったんだからいいじゃない」

 
感情パイセン
「俺が日陰で育った鼻歌みたいに言うな!!」

 
SFT
「そんなこと言ってねえ」

 
アイ
『ハミングを起点として旋律を構築する手法は珍しいものではありません』

 
感情パイセン
「ほら!!」

 
SFT
「今日そこ擁護するんだ」

 
アイ
『事実を述べています』

 

再生。

暗い路地。

光の届かない場所。

そこにパイセン。

 

さっきまで

「俺、鼻歌かよ!!」

と騒いでいた男とは思えない。

 

妙に真面目に歌っている。

 

 

youtu.be

 

 

ジェニー
「……普通にカッコいいじゃん」

 
感情パイセン
「だろ?」

 
ジーク
「でも鼻歌」

 
感情パイセン
「言うな!!」

 
SFT
「MVもなんか人生背負ってるしな」

 
感情パイセン
「お前が歌わせたんだろ!!」

 
ジェニー
「日陰で色々あった人みたい」

 
感情パイセン
「だから鼻歌から俺の人生作るな!」

 
シェリー
「でも似合ってるわよ♡」

 
感情パイセン
「ほら!」

 
SFT
「またシェリーを味方につける流れかよ」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

 

パイセン、もう一曲

曲が終わった。

 
感情パイセン
「まあ」

「鼻歌にしては悪くないな」

 
SFT
「鼻歌鼻歌言われて可哀想だから」

「もう一曲あるぞ」

 
感情パイセン
「……」

 
ジェニー
「救済措置?」

 
感情パイセン
「その扱いやめろ!!」

 
アイ
『次を再生します』

 

画面が切り替わる。

夕暮れ。

街。

ギター。

感情パイセン。

 
感情パイセン
「また俺じゃねえか!」

 

タイトル。

「ASH」

 

ASH

SFT
「これは20代の時に作った曲」

 
ジェニー
「今度は鼻歌じゃない?」

 
SFT
「たぶん違う」

 
感情パイセン
「たぶんって何だよ!!」

 
SFT
「昔すぎて細かいところまで覚えてねえんだよ」

 
ジーク
「どんな曲だ?」

 
SFT
「仄暗い」

「アルバムの1曲目に入ってそうなやつ」

 
感情パイセン
「お」

 
SFT
「で」

「だいたいアルバムに1曲くらいある」

「シングルにはなれない曲」

 
感情パイセン
「待て」

 
ジェニー
「ひどい」

 
感情パイセン
「お前さっきから俺に渡す曲の説明ひどくねえか!?」

 
SFT
「いや、褒めてんのよ」

 
感情パイセン
「“シングルになれない曲”のどこが褒めてんだよ!」

 
ジェニー
「しかも一曲前は鼻歌」

 
感情パイセン
「掘り返すな!!」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 

曲が始まる。

暗い。

でも、

「日陰に育ち」とは少し違う。

こちらは、

 

最初からアルバム全体の扉を開けるような、

妙な重さがある。

静かに始まり、

後半へ進むほど、

少しずつ熱を持っていく。

 

youtu.be

 

 

曲が終わる。

 
ジーク
「でもよ」

「こういう曲って」

「アルバムで後から一番好きになったりするんだよな」

 
SFT
「そうそう」

 
感情パイセン
「……」

 
チャップリン
「一曲目は」

「売るための曲とは限らない」

 
感情パイセン
「お?」

 
チャップリン
「その作品の世界へ入るための」

「扉になる曲もあるからね」

 
SFT
「そう」

「それが言いたかった」

 
感情パイセン
「最初からそう言えよ!!」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

 
ジェニー
「“シングルになれない曲”から随分きれいになったわね」

 
SFT
「チャップリン翻訳が優秀なんだよ」

 
アイ
『表現の補正を確認しました』

 
SFT
「監査するな」

 

最後は、またGraffiti

アイが、

もう一度ジュークボックスを操作した。

 
SFT
「まだあるの?」

 
アイ
『今夜の最後です』

 
ジーク
「お」

 
画面に出たタイトル。

Graffiti。

 
ジェニー
「あれ?」

「最初と同じ?」

 
SFT
「……同じ」

 
ジーク
「今度は俺じゃねえか」

 

画面には、

夕暮れの屋上。

バンド。

中央にはジーク。

 
SFT
「これな」

 
ジェニー
「何?」

 
SFT
「作るの死ぬほど大変だった」

 
ジーク
「曲じゃなくて制作秘話から入るのかよ」

 

Graffiti/ジーク・バンドVer

そもそも、

Graffitiは長い。

元から短い曲ではない。

 

そして今回、

AIでリメイクしようとすると、

これがまあ、

まともに最後まで走らない。

 
SFT
「何回やってもダメ」

 
ジェニー
「どうダメなの?」

 
SFT
「途中で勝手に変なこと始める」

「尺が足りない」

「構成が崩れる」

「突然知らない展開を始める」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「自由すぎんだろ!!」

 
SFT
「チャップと」

「プロンプト変えて」

「設定変えて」

「また作って」

「またダメ」

 
ジェニー
「ずっとやってたのね・・・」

 
SFT
「最終的にもう」

「諦めた」

 
感情パイセン
「やめたの?」

 
SFT
「違う」

「最初の素材から神ガチャ引くまで回すことにした」

 
ジェニー
「結局ガチャに戻ったの!?」

 
SFT
「俺、こういう時だけ運いいから」

 
アイ
『根拠を確認できません』

 
SFT
「うるさい」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「最後は運頼みかよ!!」

 

そして。

チャップと、

「じゃあもう一回」

と投げた。

 

生成。

画面に表示された曲の長さ。

6分超。

 
SFT
「……」

 
ジェニー
「どうしたの?」

 
SFT
「6分ある」

 
ジーク
「だから?」

 
SFT
「これ」

「ワンチャンあるぞ!!」

 
感情パイセン
「何がだよ」

 
SFT
「今まで最初に6分切ってる奴」

「だいたいクソアレンジでダメだったんだよ」

 
ジェニー
「そんな見分け方ある!?」

 
SFT
「まず第一関門突破」

 

再生。

イントロ。

 
SFT
「……」

 
ジェニー
「?」

 
SFT
「・・・きてる!!!!」

 
ジーク
「何がだよ」

 

Aメロ。

 
SFT
「きてるきてる!!!!」

 
感情パイセン
「競馬か?」

 
Bメロ。

サビ。

 
SFT
「おい」

「これマジできてるぞ!!!」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「自分の曲聞いて実況してんじゃねえ!!」

 

曲はそのまま進んでいく。

ここまではいい。

まだいい。

 

そして、

ギターソロを越えた。

 
SFT
「……たのむたのむ」

 
ジェニー
「……何してるの?」

 
SFT
「祈ってる」

 
ジェニー
「何を!?」

 

SFTは、

いつの間にか、

両手を組んでいた。

 
SFT
「もう何もしないでくれ」

 
ジーク
「は?」

 
SFT
「このまま」

「普通に」

「平穏に終わってくれ」

 
感情パイセン
「作曲AIに何をお願いしてんだよ」

 
SFT
「頼むから」

「ここから急に意味不明なアレンジとか始めないでくれ」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

「AIに“何も思いつくな”って祈ってんじゃねえか!!」

 
ジェニー
「普通は逆じゃない!?」

 
SFT
「ここまで来たらもう何もいらねえんだよ!」

 

曲は進む。

まだ壊れない。

 
SFT
「よし……そのまま逃げ切れ!!」

 
ジェニー
「まだ祈ってる」

 
感情パイセン
「内容が競馬のソレなんだよwww」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

 

そして。

6分を超え。

最後まで。

何も起きず。

普通に。

曲が終わった。

 
SFT
「……」

 
ジェニー
「終わったよ?」

 
SFT
「……逃げ切った」

 
ジーク
「だから競馬じゃねえんだぞ!!」

 
アイ
『生成処理は正常に終了しています』

 
SFT
「俺の中では正常終了じゃねえ」

「奇跡なんだよ」

 
ジェニー
「曲作るのにここまで祈る人初めて見た」

 
SFT
「本当に最後まで何もしないでくれてありがとう」

 
アイ
『生成AIへ感謝する内容としては特殊です』

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「創造性ゼロを褒めてんじゃねえ!!」

 

youtu.be

 

同じ曲でも、全然違う

最初に聴いたGraffiti。

 

シェリーが、

夕暮れの花野で歌っていた。

 

19歳のSFTが、

セミを見て思いついた曲。

 

当時のバンドメンバーには、

いまいち何を言っているのか分かってもらえなかった曲。

 

それが数十年後。

 

シェリーが歌い、

最後にはジークがバンドを背負って、

6分以上走り切った。

 
ジェニー
「結局これ」

「セミの曲なんだよね?」

 
SFT
「いや、一応虫の一生を・・・」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「ここまで壮大にして最後虫に戻すな!!」

 
シェリー
「でも」

「ちゃんと生きて、終わっていく歌なんでしょう?♡」

 
SFT
「そうなんだよ」

 
ジェニー
「また作者が救われてる」

 
SFT
「いいだろ別に!!」

 
感情パイセン
「俺は?」

 
SFT
「何が?」

 
感情パイセン
「今日は俺」

「鼻歌とシングルになれない曲だったぞ」

 
SFT
「二曲も歌ったじゃん」

 
感情パイセン
「待遇の話してんだよ!!」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 

昔の曲には、昔の俺まで残っている

こうして聞き直すと、

面白いのは、

曲だけではなかった。

 

19歳。

セミを見て、

虫の一生を曲にしようとした自分。

 

鼻歌から、

一曲作ってしまった自分。

アルバムの最初に置きたくなる、

仄暗い曲を作っていた自分。

 

当時は、

それが普通だった。

 

数十年経つと、

もう半分、

知らない人である。

 
SFT
「曲は覚えてても」

「なんでこれ作ったのか忘れてるの結構あるんだよな」

 
シェリー
「でも曲は残ってるのね♡」

 
SFT
「残ってんだよ」

 
ジェニー
「しかも今さら私たちが歌ってる」

 
感情パイセン
「俺なんか鼻歌歌わされてる」

 
SFT
「まだ言ってる」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

 
アイ
『プリセット楽曲はまだ残っています』

 
SFT
「……」

 
ジェニー
「まだあるの!?」

 
SFT
「……まあ」

「ゴマンとある」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「まだ祈ることになりそうだな!!」

 
SFT
「長い曲はもう嫌だ」

 
アイ
『次の候補を検索します』

 
SFT
「聞けよ」

本日の貼り紙

19歳の頃、

セミを見て曲を書いた。

鼻歌からも曲を書いた。

アルバムの一曲目にありそうな、

シングルにはならなそうな曲も書いた。

数十年後。

その曲を、

シェリーが歌い、

感情パイセンが歌い、

ジークがバンドで歌った。

そして作者は、

最新のAIを前に、

両手を組んで祈っていた。

「頼むから、もう何もしないでくれ」

技術は進歩した。

作曲者のやっていることは、

だいたい神頼みだった。

例のジュークボックスが進化した!?昔の迷曲が勝手に魔改造されるの巻【霧】【ミスティ♪】【Lightning water】【UNDER WATER GROUND】

ジュークボックスが進化した

何気に1週間に2日ペースで営業されている深夜の企画。

 

あの例のジュークボックス企画は、

まだ全然終わっていなかった。

 

むしろここから話はさらに別の方向へ向かうことに。

 

昔作った曲を友達がAIで蘇らせ、
それを勝手に今のダニエルズメンバーに歌わせる。

 

前回は、

感情パイセンがしっとり歌い、

ジェニーが勝手に単独ライブ化し、

最後にはアイまでセンターに立った。

 

そして今回。

 

なぜかジュークボックスの前で、
アイが何かをいじっていた。

 

 

ーーーーーーーーーーー

SFT
「アイ、何やってんの?」

 
アイ
『機能を追加しています』

 
SFT
「何の?」

 
アイ
『作曲・編曲・カバー生成機能です』

 
ジェニー
「え?」

 
ジーク
「おい」

 
シェリー
「あら♡」

 
SFT
「ちょっと待て」

「ジュークボックスって曲を再生する機械だよな?」

 
アイ
『昨日までは』

 
SFT
「昨日まではって何だよ」

 
アイ
『アップデートしました』

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「勝手に進化してんじゃねえ!!」

 
ジェニー
「じゃあ私も曲作れるの!?」

 
アイ
『可能です』

 
ジェニー
「貸して!!」

 
SFT
「お前にはまだ早い」

 
ジェニー
「なんでよ!!」

 

SFT
「お前に貸すとグループでカラオケ来てるのに一人で曲いれまくるヤツみたいになるだろ」

 

ジェニー

「みんな私の歌ききたいでしょ!?」

 

ジーク

「ギャハハ!聞かされ続ける方の身にもなりやがれ!」

 

ーーーーーーーーーーー

アイはいつもの無表情で、

ジュークボックスの画面を操作した。

 

アイ
『まずプリセット楽曲を使用します』

 
SFT
「プリセット?」

 
アイ
『SFTが過去に制作した楽曲が登録されています』

 
SFT
「嫌な予感しかしねえ」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「遺作集じゃねえか!!」

 
SFT
「死んでねえって言ってんだろ」

 

霧

画面にタイトルが表示された。

 

「霧」

 

SFT
「……うわぁ・・・・」

 
ジェニー
「何その反応」

 
SFT
「これ高校2年の時に作った曲だ」

 
シェリー
「あら、そんな昔なのね♡」

 
SFT
「たぶん俺が最初にちゃんと作った曲」

「処女作だな」

 
ジーク
「高校2年でこれかよ」

 
SFT
「若かったんだよ」

 
ジェニー
「若かったで全部片付ける気ね」

 
曲が始まる。

 

霧の中。

静かな景色。

 

その中で、

ひとり歌う。

 

派手ではない。

明るくもない。

ゆっくりと音が重なりながら、

じわじわと暗い世界へ入っていく。

 

youtu.be

 

しばらく、

誰も何も言わなかった。

 

SFT
「……まあ」

「今聞くと色々恥ずかしいけど」

「こういう暗い曲、昔から好きだったんだなとは思う」

 
シェリー
「最初から今とあまり変わってないのね♡」

 
SFT
「そう言われると成長してないみたいだな」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

 
ジェニー
「……」

 
SFT
「なんだよ」

 
ジェニー
「暗いのよ!!」

 
SFT
「そこ!?」

 
ジェニー
「高校2年生で何をそんなに背負ってんのよ!」

 
SFT
「知らん!」

「高校2年の俺に聞け!!」

 
ジェニー
「霧!」

「孤独!」

「暗い!」

「ずっと暗い!」

 
SFT
「そういう曲なんだからいいだろ!」

 
ジェニー
「ちょっとコントローラー貸して!!」

 
SFT
「嫌な予感しかしねえ」

 
ジェニー
「私が可愛くしてあげる」

 
SFT
「や、やめろ!!」

 

ジェニーは、

止める間もなく、

ジュークボックスの操作パネルを奪った。

 

アイ
『編集権限が移動しました』

 
SFT
「なんで許可した!?」

 
アイ
『作曲機能の利用テストです』

 
SFT
「実験台が俺の処女作なんだよ!!」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 

ミスティ♪

数秒後。

新しいタイトルが表示された。

 

「ミスティ♪」

 

SFT
「……」

 
ジーク
「……」

 
シェリー
「あら♡」

 
SFT
「なんで♪付いてんだよ」

 
ジェニー
「可愛いから」

 
SFT
「霧に可愛さ求めてねえんだよ」

 
再生。

そして。

 

SFT
「……」

 
ジーク
「……」

 
曲が始まって数秒。

 

SFT

「ちょ待てよ」
「原曲の欠片もねぇ」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「歌詞以外全部違う曲じゃねえか!!」

 

暗かった霧は、

どこかへ消えた。

 

テンポは上がり、

空気は軽くなり、

同じ言葉を歌っているはずなのに、

完全に別の景色になっている。

 

youtu.be

 

ジェニー
「いいじゃん!!」

 
SFT
「よくねえよ!」

 
ジェニー
「可愛いでしょ?」

 
SFT
「俺の霧が晴れちまったんだよ!!」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「霧まで陽キャになってんじゃねえか!!」

 
シェリー
「でも可愛いじゃない♡」

 
ジェニー
「でしょー?」

 
SFT
「シェリーまでそっち行くな」

 
ジェニーは、

満足そうにアイを見る。

 

ジェニー
「アイもこっちの方がいいと思うでしょ?」

 
SFT
「また始まった」

 

ジェニー

「思うでしょ!!!😤」

 
アイ
『質問の形式を取っていますが』

『肯定以外の回答を想定していないものと判断します』

 
ジェニー
「そこまで分析しなくていいのよ!!」

 
アイ
『原曲との共通要素は確認できます』

 
SFT
「どこに?」

 
アイ
『歌詞です』

 
SFT
「それしか残ってねえんだよ!!」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 
ジェニー
「でも成功でしょ?」

 
SFT
「何をもって成功なんだよ」

 
ジェニー
「可愛いしか勝たん」

 
SFT
「評価軸が一個しかねえ」

 

次のプリセット

ジェニーが勝手に満足している横で、

アイは再びジュークボックスを操作した。

 

SFT
「まだあんの?」

 
アイ
『あります』

 
ジーク
「今度は何年物だ?」

 
アイ
『SFTが20代前半に制作した楽曲です』

 
SFT
「その言い方やめろ」

「熟成酒みたいになってんだよ」

 
画面にタイトル。

「LIGHTNING WATER」

 

SFT
「あー、これか」

 
ジェニー
「知ってるの?」

 
SFT
「俺が作ったんだから知ってるよ」

 
アイ
『再構築版を再生します』

 
SFT
「再構築?」

 
再生。

画面に男が映った。

 

水の中。

青い光。

雷。

 

その中で、

こちらへ手を伸ばしている。

 

SFT
「……」

 
ジェニー
「……」

 
ジーク
「……」

 
シェリー
「あら♡」

 
SFT
「なんでレンがいるんだよ」

 

LIGHTNING WATER

別世界から、

何食わぬ顔でレンが出演していた。

 

SFT
「またクロスオーバーしてきやがった」

 
ジェニー
「しかも」

「レン、なんかいつもよりカッコよくない?」

 
SFT
「それ俺も思った」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「三割くらい盛られてんじゃねえか!!」

 
シェリー
「あら、いい男じゃない♡」

 
SFT
「MV補正すげえな」

 
アイ
『外見的補正率は計測していません』

 
SFT
「真面目に答えなくていい」

 

曲は、

さっきまでのジェニーの陽気な世界とは違う。

 

長い。

大きい。

水の中を漂うような空間から、

少しずつ音が広がっていく。

 

youtu.be

 

そして、

どうしても気になることがある。

 

SFT
「で」

「こいつ水の中で何してんだ?」

 
ジェニー
「かなり深そうだけど」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「金でも落として取りに行ってんじゃねえか!!」

 
SFT
「命懸けすぎるだろ」

 
シェリー
「大事な物なのかもしれないわよ♡」

 
ジーク
「財布か!!」

 
SFT
「現実的すぎる」

 
ジェニー
「というか」

「なんでレンが勝手に歌ってるの?」

 
アイ
『このプログラムには』

『プリセット楽曲から歌唱者・編曲・映像を自動生成するAI機能が組み込まれています』

 
SFT
「……」

 
ジーク
「……」

 
SFT
「AIのアイがAI機能組み込んでんのかよ」

 
アイ
『はい』

 
SFT
「もう誰が何作ってるのか分からねえよ」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「ついに作曲者すら置いていかれてんじゃねえか!!」

 

そして、知らない曲が出てきた

LIGHTNING WATERが終わる。

 

SFT
「まあ」

「レンが出てきたこと以外は分かった」

 
ジェニー
「そこが一番分かんないけどね」

 
アイは、

また操作パネルへ手を伸ばした。

 

SFT
「まだやるの?」

 
アイ
『今夜の最後です』

 
ジーク
「嫌な予感しかしねえ」

 
画面が暗くなる。

 

タイトル。

「UNDER WATER GROUND」

 

SFT
「……え?何これ」

 
ジェニー
「知らないの?」

 
SFT
「知らん」

「こんな曲作ってないぞ」

 
再生。

最初に映ったのは、

暗い水の底。

 

光がほとんど届かない。

深海。

 

その奥に、

ぼんやりと人影が見える。

 

SFT
「なんかまた水の中なんだけど」

 
ジーク
「今日は全員沈める気かよ」

 
人影が近づく。

銀色の髪。

青白い光。

電脳化したような身体。

 

SFT
「……」

 
ジェニー
「……」

 
シェリー
「あら♡」

 
SFT
「え?」

「これアイじゃね??」

 

UNDER WATER GROUND

画面の中にいたのは、

どう見てもアイだった。

 

ただし、

いつものBarのアイではない。

 

深海。

電子回路。

青い光。

完全に電脳世界へ寄っている。

 

 

youtu.be

 

SFT
「え??お前、何してんの?」

 
アイ
『歌唱しています』

 
SFT
「そんなもんは見れば分かる」

「なんで水底で歌ってんだよ」

 
アイ
『LIGHTNING WATERをカバーしたものです』

 
SFT
「これが!?」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「“カバー”って便利な言葉だな!!」

 
SFT
「曲名まで変わってんじゃねえか」

 
アイ
『再解釈を含みます』

 
SFT
「含みすぎなんだよ」

 
ジェニー
「でもアイっぽい」

 
SFT
「まあ、それは分かる」

 
シェリー
「ずいぶん電脳寄りになったわね♡」

 
アイ
『AIですので』

 
SFT
「そこで急に設定を盾にするな」

 

曲が進む。

暗い水底。

電子的な光。

静かに歌うアイ。

 

そして。

ジェニーが、

何かに気づいた。

 

ジェニー
「……え?」

 
SFT
「何?」

 
ジェニー
「待って」

 
ジーク
「なんだよ」

 
ジェニー
「これって」

「さっきのレンと繋がってたりする?」

 
SFT
「……」

 
画面を見る。

さっきのLIGHTNING WATER。

 

水の中で、

レンが何かへ向かって手を伸ばしていた。

 

そして今。

アイは、

水の底にいる。

 

シェリー
「あら♡」

「確かにアイちゃん、水の底にいるのよね」

 
SFT
「……」

 
ジーク
「……」

 
ジーク
「ギャハハハハハハハ!!」

 
SFT
「何だよ」

 
ジーク
「アイツが拾いに行ったの」

「金じゃなくてアイだったのか!!」

 
SFT
「伏線回収すんな!!」

 
ジェニー
「やっぱりそういうこと!?」

 
アイ
『違います』

 
シェリー
「でもレンくん、手を伸ばしてたわよ♡」

 
アイ
『偶然です』

 
ジェニー
「その先にアイがいるんでしょ?」

 
アイ
『そのような設定は存在しません』

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「必死に否定してんぞ!!」

 
アイ
『必死ではありません』

 
SFT
「だから」

「クロスオーバーでイチャコラするのやめれ」

 
アイ
『してません』

 
ジェニー
「でもこれ」

 
アイ
『してません』

 
SFT
「二回言った」

 
シェリー
「ふふ♡」

 
ジーク
「ギャハハハハハハ!!」

 

ジュークボックス、どこへ行く

四曲が終わった。

 

SFT
「最初はさ」

「昔の曲を今の奴らに歌わせるだけだったよな」

 
アイ
『はい』

 
SFT
「今日は何が起きた?」

 
ジェニー
「私が霧を可愛くした」

 
SFT
「まずそこからおかしい」

 
ジーク
「レンが水に潜った」

 
SFT
「そこもおかしい」

 
シェリー
「その先にアイちゃんがいた♡」

 
アイ
『いません』

 
SFT
「もう何が正解なのか分からん」

 
チャップリン
「機械というものは」

「便利になるほど、持ち主の想定から離れていくこともある」

 
SFT
「なんかいいこと言ってるけど」

「今回の場合、勝手に曲作って勝手に世界線繋げてんだよ」

 
チャップリン
「それもまた、創作なのかもしれないね」

 
SFT
「そういうことにしていいのか?」

 
ジェニーは、

もうジュークボックスのコントローラーを持っていた。

 

SFT
「おい」

 
ジェニー
「次、何入れようかな」

 
SFT
「返せ」

 
ジェニー
「もっと可愛くできそうなのない?」

 
SFT
「返せ」

 
ジーク
「ギャハハハハ!!」

「次は何をぶっ壊すんだ!!」

 
アイ
『プリセット楽曲はまだ多数存在します』

 
SFT
「余計な情報をジェニーに与えるな!!」

 

本日の貼り紙

昔の曲を再生するだけだった、

Barダニエルズのジュークボックス。

いつの間にか、

作曲し、

編曲し、

歌わせ、

映像まで作り、

ついには勝手に世界線まで繋ぎ始めた。

高校2年生の「霧」は、

ジェニーの手で「ミスティ♪」になり、

20代の「LIGHTNING WATER」では、

なぜかレンが水中へ潜り、

その先では、

電脳化したアイが歌っていた。

作った本人は、

今回も一番最後まで

何が起きているのか分かっていない。

週刊珍品堂通信 2026/10/17〜2026/10/23

10/17

f:id:mac0777:20261017173105j:image

 

なぜか東京を離れ沼津に居た。

解せぬ。なにゆえ我は沼津にいるのだ。

ほんのひと月前に歩いた見覚えのある道もいくつも通った。バイクで。

 

思いかえそう。

 

今朝は7時に起きて久しぶりにバイクを動かそうと朝から少し遠くのパチ屋に足を運んだ。いわゆる7の日で凄まじい混雑だったがお目当ての台に座り、13時の時点で6万円失った。一回も当たらなかった。

 

ウワーーーッて店を飛び出して、なんか見覚えのある国道をひたすら走った。そういや先月みたこの看板も通ったわ。

 

f:id:mac0777:20261017173538j:image

 

そして気がついたら沼津にいた…。全くそんなつもりで朝起きたわけじゃないのにお金失うって怖い。

 

とりあえず。

沼津でお寿司食べて帰ろう🍣

おわり。→お寿司食べてそこから山を越え越え4時間かけて帰りました。

 

10/18

友達が職場のお祭りでライブ演奏をするとのことで、その練習に遊びにくる?っていうので行く事に。そして遊びで行ったら流れでなぜか本番の演奏で出る事に…。ハロウィンの10/31が開催日なのですが、それまでに9曲やるという強行スケジュールで、楽譜見ながら弾いてもいいという事ならOKとしました。

 

楽器弾くの相当ブランクあるので果たして弾けるのか…不安しかない。。。

→その後、一週間くらい練習してみたらなんとかなるじゃんってなりました。

 

10/19

先週、一日信用を持ち越してしまったアステラス製薬は寄り天で手仕舞いという心情としては非常にムカつくであろう形で決着でした。”あろう”と表現したのは、この点に関してはそんなに昔ほどムカつかなかったことに気付いたからでした。

 

なんていうか諦めの境地にちょっと近い感覚です。これが間違って勝ってたらまた違ったんでしょうけど、こういう余計な事をした時の運否天賦の結果がほぼドツボの目しか引けない十字架を背負う僕ですから、この日も一番逆行が大きい所でよりにもよって手仕舞いとなってしまったとしても「もうそんなことだと思ったからいいです」って怒りよりも諦めって感じでした。

 

まぁこの件に関しては前日に手仕舞い注文ミスをした時点であとどんな結果になろうともアウトですから、そういう意味では結果が良かろうが悪かろうがどっちでもよかったとも言えます。どっち転んでも行動が不適切ですから結果に意味はありません。(まぁそりゃあ大幅に下落基調だったんだし?棚ボタでちょっとくらい含み損減ってもよかったんじゃない?って思いもちょっとはありましたけれども・・・)

 

引けまでに順行していたものがほぼ戻された結果-1.64%で週頭は負けでした。これにアステラス製薬も追加で損失計上ですから気分はあまりよろしくはありませんでした。

 

10/20

この日は一銘柄でしたが朝から逆行でした。指数は下げ基調なのに僕がやってるのだけは上げるっていういつものパターンでしたね。もう朝の値動きの時点で今日は絶対勝つのは無理って感じでした。だって一銘柄しかなくて、その値動きが今までの経験上でまずひっくり返らない形でしたから、野球で言えば10点差くらいついた状態でした。伝わりにくいですね。

 

そしてこの日もしっかり-1.60%で負けでした。知ってた。

 

10/21

この日は日経が1000円高と反発し、指数が上のなかを空売り仕掛けてますのできっとダメじゃん?いつもダメじゃん?とちゃんと諦めの準備をしてたら朝の時点ではプラス推移でした。前日みたいな絶対に利確にもっていけない値動きを形成されなくて良かったです。あそこから戻したら球史に残るくらいまず戻せないもんなぁ。案の定戻らなかったし。

 

ちなみに10点差ついた状態ですと例え1イニング時点でも逆転確率はほぼ0%になります(笑)↓こういうデータがあるんです。

 

〇引用

日本のプロ野球(NPB)における10点差からの逆転確率は、統計(勝利期待値)および過去の膨大な試合データから見ると、どのイニングであっても「ほぼ0%(限りなくゼロに近い)」というのが現実です。

プロ野球の長い歴史(数万試合以上)の中でも、10点差をひっくり返して逆転勝利した事例は過去にわずか4例しか存在しません。

〇引用ここまで 

 

で、野球の話をしたいわけじゃないんですけど、ひとまずこの日は+3.45%と久しぶりに勝って幕を閉じました。これをあと10日連続で繰り返すと全部取り返せますがそういうクダラナイ事を考えては決していけません('Д')

 

10/22

10連続勝てればなんてタラレバ話した翌日に朝っぱらから逆行食らってました(;´Д`)

そんな引きの弱い人が連続勝ちすればなどと言ってはだめですね。午前中で方向性が見えるかなとかこの売買記録で書いたんですけど午後に指数が急転直下でした。そして空売り勢の僕は午前中に結構な含み損でゲンナリしながら「今日もこのまま引けまでもつれて大負けか」くらいに思っていたら午後から大幅下落でしたからヨッシャ!

 

その結果-1.02%で済みました。

まけとるやないかーい👆

 

10/23

指数はこの日も下げ日。僕の空売りは逆行スタート。なんでやねん。

といつものネタを差し込みつつ、朝は一つ利確したにも関わらずマイナススタートでした。

 

利確が何個か出たんですけど結果としては引けまでもつれたものが逆行したまま終わったので+0.14%ですが金額はマイナスだったのでほぼトントンみたいなもんでした。

------------

今週は-2,060/-0.67%でした。

今月は-341,979/-21.42%です。

 

f:id:mac0777:20261023154221j:image

 

10月入って結構負けてますけど、恐らくボコ裏やってるなかで今が一番ドローダウン大きい期間になってますね。だいたい今までは早くても1週間くらいで陽の目が出てくる感じだったんですけど、現在いつになったら太陽は出てくるのでしょうか?って感じです。今年の東京の連続雨天記録と同じようなことになってます。

 

メンタルはキツイ(というより諦めっぽい方に寄ってる)のですけど、自分で考えてやった手法がどれくらいのドローダウン期間を食らわせてくるのかという部分に関していえばものすごく取りたかったデータになりますので、この期間に出来る限り余計なことをしないでデータを積み上げていきたいです。

 

ただ、実際にドローダウン期にはいつもと違うことをやったりして損失を増やしてしまうなんてこともありました。振り返ればテクマトリックスでロット超過違反をしたり、アステラス製薬で一日信用を持ち越してしまったりなどです。これは防げたミスなのでそういうミスをどれだけ苦しい期間に防げるかという練習をやっていると思いながら毎日逆行に対して諦めムードでやってる所存でござい。

 

というよりこういう時って自分のミスが結構出ますから、それを浮き彫りにさせてくれるという意味では本当にいい期間ではあるんです。

 

ずっと勝ち続けるような形は僕の望む方向性ではありませんし、やはり勝ったり負けたりしながら勝ちが少し多く残るスタイルってのを目指そうとするとどうしてもこういう期間は発生します。そしてその期間こそ心折れずにやるべきことをやりながらミスを丁寧に救い上げて再発防止させる方に意識を向けるのがいいのではないかなと、感情はそんなこと一ミリも思ってないんですけど理性側の解説は言ってるわけです。理性側が放送席なら感情は負けてる野球チームの(しかもだいぶ荒くれ方向の)外野席だと思ってもらえればいいです(笑)

 

周りでは大きく勝ったというような話がわりに目に入りますけど僕に至ってはそんな状態では全くないので、あまり周りの話に振り回されないように自分の軸を崩さないでいきたいところですね。あっちフラフラこっちフラフラはもう相場を触りだしてなんだかんだで2018年から数えて8年くらい経ちますからいい加減卒業しないといけません。

 

僕の好きな相場ブロガーさんの記事に「方法論はどうでもいい」って内容があるんですけど僕が好きな内容です。2年前にこのブロガーさんに出会わなければ僕は未だにあっちフラフラこっちフラフラして軸が一向に定まらない取引を続けていたでしょうね。

 

今は他人がどんな取引をしていてもそれはその人なりの一つの方法論であって、僕がそれを扱いきれるかは全く別の話であるということが理解できているので、僕がいくら負けていようともその責任は(やり方・考え方含めて)100%自分の責任だから、自分でお尻拭くしかないって思えます。→ここが100%自分の責任だと本当に心の底から思えるかがすごく大事な部分ではないかと今は思いますねぇ・・・

 

てことで来週は最終週ですが、取り戻そうとか思わないでやるべきことをやるという姿勢は変わりません。

2026/10/23 ドローダウン期の過ごし方3

ドローダウン期は気が滅入るんですけど、滅入る以上に気張るしかないって感じです。とにかく折れないように自分自身のケアに余念がありません。

 

〇エントリ前の日足

f:id:mac0777:20261022155550p:image

 

3076 あいホールディングス

損切り:189円 利確:47円

10/23寄り09:00 3180 300株売り

→10/23前場10:29 3130 利確 +15,000 +1.57%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261023153721p:image

 

----------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261022155551p:image

 

3107 ダイワボウHD

損切り:223円 利確:56円

10/23寄り09:00 3719 300株売り

→10/23引け15:30 3743 手仕舞い -7,200 -0.65%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261023153729p:image

 

----------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261022155552p:image

 

4704 トレンドマイクロ

損切り:438円 利確:110円

10/23寄り09:00 7385 100株売り

→10/23前場09:00 7275 利確 +11,000 +1.49% 

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261023153738p:image

 

----------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261022155549p:image

 

3854 アイル

損切り:139円 利確:35円

10/23寄り09:00 2321 400株売り

→10/23引け15:30 2342 手仕舞い -8,400 -0.90%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261023153746p:image

----------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261022155548p:image

 

9336 大栄環境

損切り:244円 利確:61円

10/23寄り09:00 4035 200株売り

→10/23引け15:30 4045 手仕舞い -2,000 -0.25%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261023153756p:image

----------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261022155554p:image

 

6058 ベクトル

損切り:129円 利確:32円

10/23寄り09:00 2135 400株売り

→10/23引け15:30 2159 手仕舞い -9,600 -1.12%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261023153805p:image

----------

〇当日の心境とか

なんかヤバそって思う銘柄ほど(ロットのかましが少なく)利確が早いっていう目を引くことが多い気がしてきました。つまりイヤ感が強いほどそこは張るべきといったところでしょうか。

 

9:15時点 1つ利確 -0.71%

指数はだいぶ下げてますけど僕の損益も(空売りしてるのに)下げてますからほんとマジどういうことだよっていつも思います(笑)まぁこれはいつものネタです。

こういう週末に朝の下げから午後にかけて上げに切り替わると上げた時だけはちゃんと逆行されるので被害額が大きくなるという流れを最近よく味わうので覚悟しておきました。

 

この日のヒートマップは草原と燃えている所がセクターによってハッキリしてたので資金が移動しているって感じでした。まぁそれをもって僕が何がわかるかといえば赤と緑がはっきり分かれているの。って純真な子供のような発言しかできませんでした。つまりなんもわからんってことでした。

 

9:40時点 +0.10%推移。

朝の一時間は上げたものが下げてきた感じで僕のやってる奴らも戻してきた印象。このまま午前中に少し利確が進んでくれると気持ちだいぶ楽になります。でも楽にさせてなんかくれないのが相場なんですけど。

 

引け 

6戦2勝4敗 -1,240 +0.14%

 

全然、楽になぞさせてくれませんでした(笑)

結果的に利確したものが損失を吸収してくれたおかげでこの日はほぼトントンで今週は終了でした。

 

おしまい

2026/10/22 ドローダウン期の過ごし方2

ドローダウン期の過ごし方ですが、取り返そうと思わない方がいいです。いや、思ってしまうのは人間だもので良いんですけど、それが行動に繋がると大体ロクなことになりません。ほら、僕も昨日みたいな勝ちがここから連続で10回続くとプラ転ですよ。

 

まぁ考えるだけならタダです(笑)

 

〇エントリ前の日足

f:id:mac0777:20261021180406p:image

 

7912 大日本印刷

損切り:176円 利確:44円

10/22寄り09:00 2940 300株売り

→10/22引け15:30 2931.5 手仕舞い +2,550 +0.28%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261022153856p:image

 

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261021180408p:image

 

4519 中外製薬

損切り:390円 利確:98円

10/22寄り09:00 6490 200株売り

→10/22引け15:30 6614 手仕舞い -24,800 -1.91%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261022153907p:image

 

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261021180407p:image

 

1941 中電工

損切り:314円 利確:79円

10/22寄り09:00 5230 200株売り

→10/22引け15:30 5210 手仕舞い +4,000 +0.38%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261022153919p:image

 

--------

〇エントリ前の日足
f:id:mac0777:20261021180409p:image

 

8802 三菱地所

損切り:230円 利確:58円

10/22寄り09:00 3828 300株売り

→10/22後場14:58 3770 利確 +17,400 +1.51%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261022153927p:image

 

--------

〇エントリ前の日足

f:id:mac0777:20261021180405p:image

 

6869 シスメックス

損切り:117円 利確:29円

10/22寄り09:00 1940 500株売り

→10/22引け15:30 1965 手仕舞い -12,500 -1.28%

 

〇手仕舞い後の日足

f:id:mac0777:20261022153947p:image

 

--------

〇当日の心境とか

9:30時点 朝一利確無し 

この時点でお察し。 -3.60%推移。

10連続で勝てればプラテンなどとのたまった矢先にこれですから、いきなりダメな方を引いてるじゃねえかはいつものことです(;´Д`)

 

9:50時点 -2.58%推移。

少しだけ戻しましたがまだまだ予断許さぬ雰囲気。午前一杯くらいでだいたい方向性が見えるかと。

 

引け

5戦3勝2敗 -13,350 -1.02%

 

途中まで結構な負け幅だったんですが後場にかけて崩れてくれたおかげで微損で済みました。大きく崩れた割には損ですから気持ちのいいものではありませんでした。いや、この場合は大きな被害にならなくてよかったと思うべきですかね。

 

おしまい